身体は進化する
- 湯本裕二

- 4月1日
- 読了時間: 2分
数年通って下さって身体を観させて頂いている方。
趣味で楽器をされていて、時折腕が痛むとの訴え。
何年も観ていると、体癖もわかります。
その方には左右体癖が無いのですが、3種体癖と関係する身体の処が動き出しているんです。
そこを動かしたいんです。
つまり、音楽理論と、左右的な手の柔らかな動きが奏でるメロディと、感情とを繋ぎたいんです。
そういう身体の要求が、その方の誕生日だったんですが、動き出していたんですね。
高齢の方なのですが、身体を変えようという強い欲求を感じたんです。
お年なのですが、今までとは違う身体、頭、感情の使い方をしたくて、楽器の練習をされているんですね。
ご本人には余りそういった意識はないのですが。
深いところであるんです。
それで無意識的に私の処に通われているんです。
ご本人はいつも、あそこが痛いここがおかしい、とおっしゃるんですが。
病氣を治す為に、ここに来ている訳ではないんですね。
繰り返しますけど、頭の中の理論と、譜面通りの手の動きと、柔らかなメロディと、それらに随伴する感情とを、自分の中で一つにしたくて、整体操法を受けに来ているんです。
誕生日だったので、身体がリセットを求めていました。
自分の中にない体癖を自分のものにしたいのですね。
誕生日にだけ臍の真ん中で脈を打つんです。
白紙の状態です。
誕生日は特別な日です。
私にとっても特別な日になりました。
人間の身体は幾つになっても進化し続けることができます。
生物の進化の原動力がわかりました。
生き物には、自分の中にないものを自分のものにしたい本能的要求があるんです。
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