top of page
  • X
  • Instagram
  • Line

体癖、前後型6種

6種の方は総じてニ側(脊椎より指二本分外)が柔らかい。

 

ずっと何でかな、と思っていたんですが、要するに、「現実に対して明確な姿勢を取らない」というような感受性がそうさせるんですね。

ようやく分かりました。

 

時間と場所が限定された特定の座標の中に自己を位置付ける均衡感覚が欠如しているんです。

 

6種の人は突飛な言動をしたりしますが、だからなんですね。

 

その感受性の反映として、二側が柔らかいので姿勢の悪い人や、身体が柔らかい人が多いです。

 

二側を押さえても手ごたえがない。

 

鉄筋コンクリートでなくて、ゴムでできた家みたいな感じです。

 

押さえていくと、クラゲの様に逃げられます。

 

一側とか三側の人なんですね。

 

その中でも身体が捩れている人がいるんです。

 

でも捩れているけど、捩れ体癖(7種、8種)ではないんです。

 

それは腰椎3番が捩じれていないからなんです。

 

捩れ体癖は基本的に絶対ここが捩じれているんです。

 

で、6種で捩れている人って、別の処が捩じれるんです。

 

その椎骨に不調や症状が生じるんですよ。

 

左右型(3種、4種)が混合で入っている人には顕著です。

 

前後の動きに左右の重心の偏りが混じるので、身体が螺旋の様に捩れるんです。

でも、捩れ体癖とは違うんです。

 

そういう、捩れの感受性をしていないんです。

 

力学的に身体が捩じれているだけなんです。

 

そこで、体癖修正という発想が生まれるんです。

 

先日身体に石を作っている方が来られたんですけど、胸椎10番11番という腎臓の椎骨で捩じっているんですね。

 

だから、そこに症状として石ができたりするんですけど、問題は腎臓になくて、前後と左右の偏りで身体が捩じれてその支点の腎臓に症状が現象するので、治すというなら腎臓では無くて、体量配分なんです。

 

 

身体の許容範囲以上の偏りを修正することで、特定の臓器の症状がおさまるんですね。

 

病を観ないんです。

症状は現象なんです。

 

野口晴哉のいう「治療を捨てた」っていうのはそういうことなんですね。

 

話を戻すと、感受性と体癖が一体なら、元々のその人の体癖と、その人のやりたいことを肯定したいと、深く思いましたね。

 

変りようがない、元々の魂と身体が一つになっているところですね。

 

そこを十全に生かすための整体操法であるべきなんです。

 

病を治すというのは、副次的な指標にはなりえますが、人生の本質ではないと思います。

 

毎日いらして下さる方々のお陰で人間に対する多くの知見が得られ、目が開かれます。

 

いつもありがとうございます。

この場を借りて感謝を申し上げます。

最新記事

すべて表示
続・前後型6種

前回の記事で少し6種の人物像をネガティブに書いたかも、と反省。   体癖はどれも良い面悪い面トントンです。   また、体癖は混合するのが普通であって、一人の人間の中に様々各種の体癖が混じりあっています。   それはそれとして、6種は5種とはある意味対角にあって、この世に居て...

 
 
 
寒くなると捩れがとれる変わった子

まあ家の子なんですけど。   寒いと身体が捩じれるんです。   人間は何かに耐えると身体を捩じる、という側面と、腎臓に負担が掛かると身体を捩じる習性があるんでしょうね(二つある分の一つを守ろうとするのでしょうか?)。  ...

 
 
 
疲労と体癖

普段、腰椎2、3、4番を主に使って生活している女性が、車を運転したとのこと。   腰椎2番は消化器で左右の動き、3番は泌尿器で捩れの動き、4番は生殖器で開閉の動き、と主に関係しています。   この三つの骨をよく使う人は女性に多いです。  ...

 
 
 

コメント


bottom of page