ジークアクス
- 湯本裕二

- 7月7日
- 読了時間: 2分
「機動戦士ガンダムジークアクス」というガンダムの最新作をやってまして、観てたんですね結構無理して忙しい中に。
生活に彩が欲しいなあ、と思って。
今年50才のガンダム世代なので。
ガンダムはファーストという最初のしか見てないんですけど、調べたら小学1年と2年の時ですね、ガンダムにハマっていた最盛期は。
「哀戦士」とか「めぐりあい宇宙」は映画館に観に行きましたねえ。
ガンプラもダイエーに朝早くに並んで買いに行きました。
で、小2の時にファミコンが発売されまして、ファミコン世代でもあるんですねえ。
「ジークアクス」なんですけど、つまんなかったですねえ。
制作者はオタク第一世代でバブル世代でもあるんですね。そういう人たちの悪いところが出てましたね。
色んな人が考察してましたけど、正直言って言い分けっぽくてよくないです。
ファーストガンダムの富野由悠季監督は私と誕生日が一緒なんですよ。11月5日。
それもあって、富野監督には一定の関心があったんです。サビアンシンボルも同じ「実験をしている発明家」なんです。基本的には人脈を実験する象徴です。
監督には向いていると思いますがクセが強いですよね。同年の生まれの宮崎駿監督とは志向が違いますね。
ただ戦争をギリギリ肌で知っている世代なんです。
13度ですので、現状の人脈には迎合しません。ですので常に周囲から浮いています。
蠍座が求めるのは生命感覚ですので、人脈を操るにしても目的は、私腹を肥やすということではなく、富野監督の戦争体験を通した生命感覚が内包された表現としての「ガンダム」を制作するためのものなんです。
人脈の操作は生命感覚の獲得のために燃やされるんです。
少なくとも最初の「ガンダム」は。
だからね浮いてるんです常に、富野監督の1979年から80年までに制作された「ガンダム」は。
後の「ガンダム」シリーズに対しても。
13度というのはそういう度数なんです。私はそこに共感しますから、「ジークアクス」という最新作は問題外でした。
表象をもてあそんでいるだけ。
それはそれでいいんですけど「ガンダム」でやらないで欲しいんです。
でも富野監督からしたら、一番やって欲しくないことをやって来られるんです。
実のところ蠍座13度の富野監督が自分で呼び込んでいるんです。
迎合しないディグリーの13度に太陽があるというのはそういうことなんです。
いつでもどこでも、よそ者です。



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