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即興

先日いらした方に、「前回のが良かったからまた同じことをやって欲しい」というようなことを言われたんですね。

 

これが、同じことをもう一回やってくれといわれても出来ない(笑)。

 

同じことをやっても、受ける側が同じように感じないのです。

 

自分は毎回、型通りに動いているだけなんです。

 

お身体を拝見して、その場で操法を設計するわけですが、それは型の組み合わせなんですね。

 

ある意味何も考えていないんです。

 

「すごくよかった」と言って下さる時もあるのですが、自分では分かりません。

 

その日その時の我々の身体の調子と波と季節と、様々な要因が絡まりあって、その日の操法になります。

 

いい時も悪い時もあるようです。

 

即興で音楽を演奏するのと同じです。

 

最低限のテーマとコード進行を決めて後は運を天にまかせるんです。

 

芸人に永野さんという方がいます。

 

私は永野さんを深く尊敬しているのですが、彼の本に「持ち前の他力本願な、神にまで仕送りを要求するような考え方に落ち着いたのです」という一節があります。

 

凄い文章です。

 

かんたんな言葉の組み合わせですが、こういう境地を明確に言語化することはかなり難しいです。

 

一人の大人として、こういった考えを公にするのには、心理的にかなり抵抗があるからです。

 

これが本音だったりします。

 

整体操法や愉氣を「神への祈り」とか恰好よく言いたくないんです。

 

よくよく人間の(自分の)無意識を、裏の裏まで観察していくと、どこまでいっても「神にまで仕送りを要求するような考え方」から逃れらない氣がします。

 

この心理に関して、現実的に自活しているしていない、は関係ないのです。

 

死が近づけば近づくほどそうなります。

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