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農家の方の身体

無農薬の野菜を作っている方がいらっしゃいました。

 

あらゆる他人に興味のある私ですが、土と常時接続されていて、季節と野菜とお金の流れを全身で捌いている方の身体には一度は触れてみたかったわけです。

 

私自身は江東区の団地の鍵っ子でしたので、子供時代は自然とは全く無縁にすごしましたが、父方は百姓の家系でしたので、70年くらい前の百姓がどれだけ大変な生活をしていたかは知識としては知っています。

 

お身体を観ますと、呼吸が乱れているんです。

ご本人の訴えとしても、息が吐けないと。

 

空氣が綺麗な土地だと思うのですが、そうなってしまうんですね。

 

聞きますとこの時期はパソコンを使う時間が多いとのこと。

ただ、目も頭も腕も、調べるとまだ余裕があるんですね。

 

呼吸器だけが疲れておられたんです。

6種傾向の方でした。

 

現代社会における仕事とそれにまつわる身体の使い方と、体癖上の特性と、季節要因(今年はやたら春が寒い)と、加齢による身体の変化。

様々な要因が絡まりあっているんです。

 

こういったことを加味して操法を設計するのですが、何をやっているのか、目指しているのか、それを言葉にするのが凄く難しいんです。

 

とりあえず、下頸という処が肩にあるのですが、ここは頭と身体を繋ぐ処で、首から上と下の連絡が上手くいっていないと、異常感を感じます。

 

大きく言って、頭と身体の向かう方向がずれると、肩が凝ることがあります。

前後型の方は呼吸器に頭を従わせるというか、そういう感じがします

(因みに上下型の方は、頭に足を従わせる印象です)。

 

いつものように詳細は書けないですが、神経疲労なんですね。

整体での神経というのは、目と皮膚と腕と思考と、呼吸器とそして呼吸そのものと観ます。

 

呼吸が変わると、身体が変わるんです。

薬を飲んでも本質的に呼吸は変わりません。

 

ホッとすると呼吸が変わるんですね。

ただ休めばいいんですよ。

でも、休んでも、氣が休まらない人はどうしたらいいでしょうか。

 

そういう人の為に整体の技術があるんですね。

操法の設計は他者の命に直接に触れる方法です。

命に触れているという感じが本当にするんです。

呼吸に触れているからですね。

 

まあ、それはともかく、腰の強い方で、凄いなあと感心しました。

やっぱり農作業の中腰は身体にいいんじゃないでしょうかね。

キツイと思いますが。

少なくとも日本人の身体を鍛えるには適していると思います。

 

私も毎日中腰で仕事しています。

 

身体が引き締まって、勝手にどんどん健康になります。

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