身体のメンテナンス
- 湯本裕二 
- 9月5日
- 読了時間: 2分
繰り返しが人生のテーマです。
同じことがグルグル繰り返されます。
何年も何十年も。
主体は季節です。それは惑星の運行によってもたらされます。
動物は季節に乗って生きていきます。
日本には大きく四つの季節があって、その周期に身体は捉われています。
北極や南極や赤道に近づいたりしない限り、ここから逃れることは出来ないようです。
その四季の中での身体の使い方と休ませ方がリズムの中でもう一つのアクセントを作ります。
身体を壊さないことが目的なのですが、その為には積極的に生を生ききる必要があります。
守りに入ると身体を壊すんです。
「壊れてもいいから前に出る」という氣持ちがリズムを分割して自己を押し出して、世界にもう一つのアクセントを作り、そこで季節のリズムの中に自己を係留する地点を定めます。
自己の中にリズムが織り込まれて、自己もリズムも同時に少し変形します。
季節や惑星のリズムの中に身体が捉われることによって健康状態が上下するわけです。
波に翻弄されるのではなく、波に乗っている訳で、だから健康状態は上下するんです。
波から身体が脱落すると、身体は壊れます。
音楽と同じで、サウンドの裡に入って、自分が楔を打って音の列の流れを変えていくんですね。
入り込んで動きを作って方向を変えるのです。
これ以外に健康に至る道は無いんです。
外から何らかの物質を入れることで、健康状態が劇的に変わることは無いです。
それらは一時的な錯覚です。
病氣は老化に名前が付いたものです。
病名に深い意味などありません。
生命力が減衰して、力が欠けた部分に病名が付きます。
老化を避けるためには身体に負荷をかけないことです。
その為には惑星と季節のリズムに乗ることです。
上手くリズムに乗ると身体に無駄な負荷がかからず、何時までも若く生き生きしていられます。
身体のメンテナンスとかよく言いますが、整体で行っているのは実際にはサーフボードのメンテナンスの様な感じなんです。
サーフィンやったことないんですけどね。




コメント