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チャンス大城『霊怖人怖』

チャンス大城という芸人さんがいて、昔から好きだったんです。

 

昔といっても15年位前ですかね。

 

深夜のテレビでネタをやっていて、おもしろいなー、と思っていたんです。

 

それがまあ、この数年は育児でまったくテレビを観なくなったんですけど、チャンス大城が売れた、という情報はキャッチしていました。

 

学年が私の一つ上で、同世代なんですけど、30年位地下芸人をやっていて、じみーに応援していました。

一時期、ゆきおとこと、インタレスティングタケシと三人でテレビに出てて、シケモクを拾って吸ってた光景は良かったな~。

 

そんなチャンスさんは微妙に霊感があって、その霊体験を書いた前半と、後半は周囲にいた異常に変った人間たちを書いた本です。

 

私も昔はよく哲学書とか、文学とかよく読んだんですけど、最近は読みません。

 

もっぱら体験談に分類される本を思想書として読みます。

嘘のない体験を正確に言語化した本を読みます。

 

現代の日本の文学はほぼ読む必要を感じません。

言葉の組み立て方が達者なだけなんです。

 

現代思想もいやですね~。

思想ないもん。

派閥だけ。

 

読んでも私の自我が揺さぶられることないです。

 

そんな私が、この『霊怖人怖』には揺さぶられました。

 

何かね、怪談とか古典落語の領域に突入していますね。

 

怖くて笑えて泣ける、という。

 

チャンスさんが、自殺を思いとどまった話が白眉でした。

 

太陽の位置は水瓶座2度。

サビアンは『予期していなかった雷雨』。

晴天の霹靂というか、始まってしまって、動き出してしまった、という度数です。

頼るものはあまりないです。

進行の太陽が魚座に入ると、さらに容赦なくなる感じです。

 

芸風は馬鹿げていますが、シビアな人生です。

チャンスさんの本から多くのことを学べると思います。



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