腹筋
- 湯本裕二
- 3月15日
- 読了時間: 1分
最近腹筋がね、筋肉痛になったんですよ。
なんでかな~、と不思議だったんですよ。
筋トレとか嫌いですから、しませんので。
ある日、操法中に中腰になって背中を押さえていたんですよね。
そうしたら、腹筋が痛んでですね。
「ああ、腹を使って押さえていたからだ」と氣付いたんですね。
昔、師匠からよく、「手じゃなくて、腹で押さえるんだ」と言われていたんですよね。
氣が付いたら出来るようになってたんですね。
手から、ずっと腹まで線を引いて繋いで、それで腹で背中を押さえるんです。
手とか腕は使わないんです。
操法では、とにかく、手と腕は使わずに、腹とか肩甲骨を動かして押さえるんです。
あと、下半身を使うんです。
たとえば足首から下をぐーっと引き絞って使って、押さえ込むんです。
体重を乗せて指で押さえるんじゃないんですよね。
ずっと真面目に稽古していたんですけどね、稽古していた頃は出来ませんでした。
こういった身体の使い方が。
不思議なことに、お金を頂いて人の身体を観るようになって、ようやく出来るようになるんですね。
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