私の風邪
- 湯本裕二
- 6月9日
- 読了時間: 4分
この季節に風邪を引いた。
風邪というものの説明もかねて、この風邪の経過を書きます。
二週間程。まだ鼻水と咳が少し残っている。
最初に喉から痛くなったんですけど、右です。
喉の奥にでっかい口内炎の様なものができた。
これは飲み食いし過ぎなんです。自分で言うのもなんですけど。
腎臓とか泌尿器の疲労が限界まで来ると、喉が腫れます。
これ以上食べさせまいとするんですね。
そもそも、自分で定期的に摂食すれば風邪ひかないで済むんです。
風邪というのは、身体が冷えたから引くとか、ウイルスが身体に入ったから引くとか、そういうものでもないんです。
現象としてはウイルスが関与していると思いますが、原因は違うんです。
それで、その喉の穴が治ったなあ、と思うと、今度は左側にまたクレーターの様に大きい穴があいて、もう本当に唾を飲みこむのも痛い。
で、またやっと治ったなあ、と思ったら、また出来るんですよ。
「まだ飲み食いするな」って身体が念を押すんです。
重要なのは左なんですね。
腎臓は右がスペアで、左が本筋なんです。
また同時に左耳も痛くなってきて。
左が疲れてたんです。とくに私は重心が左で股関節が狂ってますので(股関節と腎臓と耳は関係しています)。
そこで、その二個目のクレーターも塞がってですね、ホッとしていましたら、今度は鼻水が出てきて、鼻血混じりのがドバドバ出て来るんです。
これは頭を休めるための鼻水なんですね。
普段から頭使い過ぎ。
とくにこの一年は双子座に木星がありましたから、情報の量が尋常ではありませんでした(双子座は「情報」でもあり、木星は「増やす」という意味もあり、個人的にかなり意図的に情報の総量を増やしていたわけですが)。
処理できる量の限界を超えていたんです。
鼻水でとにかく頭が回らない。
私は体癖が7種と2種と入っていまして、風邪を引く処もそのまんまなんです。
普段使い過ぎて疲労している処を弛めるために風邪を引くんです。
その後、目の疲労を抜くための咳。
咳で胸郭を弛めて目と神経を弛めるんですね。
ここまで2週間かかって、ようやく風邪が経過した感じです。
当然風邪薬は飲みません。
まあ科学的にも風邪に効く薬はなんいんですけどね。
ドラッグストアで売っているのは症状を抑える薬なんですが、風邪の症状を抑えたことによって生じた体調不良には製薬会社は責任を負いません(「スティーブンス・ジョンソン症候群」という疾患を検索して調べると良いです)。
また日本では風邪に抗生剤をだしますが、抗生剤は菌には効きますが、ウイルスには全く効きません。
ウイルス由来の風邪には抗生剤は全く効果ないどころか有害でしかないですが、日本では簡単に無意味な薬を出します。
利権だからです。
アメリカでは風邪に抗生剤を処方すると免許停止だったと思います。
かんたんに無意味に抗生剤を処方すると菌に耐性がついてしまうからです。
このことで、日本は海外から圧力がかかってますけど、動じません。
医学は科学ではないからです。
話はそれましたが、風邪は身体的にも社会的にも、多くのことの結節点になっています。
野口晴哉先生は数時間で風邪が経過したなど、逸話がありますが、それは超人的身体能力や自己管理能力もあったかと思いますが、情報の総量が現在よりも圧倒的に低かったということも、前提条件として確実にあります。
とりあえず、野口先生存命の時代は頭をほぼ使わないで生きることが出来たし、人工のウイルスなど市中に蔓延していないし、戦争はあったものの、情報という観点では長閑な時代だったことは確かです。
ともかく、風邪は便利なものですので、健康増進のために有難く使わせていただく、という人生態度が最善です。
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