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3種体癖の女性と眠りの質

更新日:10月8日

知人の女性に身体を観て欲しいといわれ着手。

背中を観ると明白な3種体癖の背中だった。

腰椎1番で考えていて胸椎3番を弛めようとしている。

このことは、無理やり頭を使っているということと、同時に胸郭が弛らないために氣が休まらない、ということの二つの意味がある。

氣忙しいという感じです。


左右型の女性だとすると結構無理がかかってる身体で、聞くと頭痛がするとのこと。

「最近は油ものなどあまり食べられない」というのも心配。

元々そんな方ではない。


色々話を聞くとご家族のことでたいへんに忙しいとのこと。

こういう場合はとりあえず眠れる方向にもっていきます。

頭の使い過ぎが、妄想や取越し苦労でなく現実的な問題であるなら、基本的に何処を押さえても身体は元に戻ります。

出来ることは良質な深い眠りを取ること以外にありません。


操法の方向には大別すると二種類あって、血と体液の水操法の方向か、氣と電気の氣操法の方向か、どちらか。


自分は個人的に脳神経の作用に興味があるので、氣操法といって氣や神経に変化を促す方向の操法はもっと上手に細密に研究していきたいと考えています。

というのも血液やリンパ液の循環を正常化する方法はヨーガやストレッチなど様々あるのですが、氣や神経を正常化する方法はあまりないと思っているからです。

薬や手術となると話は違いますが、もっと自力で穏健な方法、とうことです。


ともかくよく眠れるようになるといいですよね。

熟睡すると大人でも成長ホルモンが出ます。

大人にとっての成長ホルモンは細胞の修復作用がありますので、どんな状況でもよく眠ることは健康の必須条件と考えています。


三日坊主とかいいますが、操法後4回寝ると、三日坊主を通り越し操法が身体に定着します。


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