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執筆者の写真湯本裕二

頭と身体がちぐはぐな季節

この季節に頭と身体がちぐはぐになる方が多くいます。

様々な要因があります。

 

どうにもならないのです。

大人ともなると。

 

しかも皆さま現代社会で生きておりますので、身体の求める方向と、社会に求められる方向とが違うんですね。

 

その上さらに、この時期は季節の要因が重なりまして、三寒四温とかいいますが、身体が開いていいのか閉じたままの方がいいのか、はっきりしないんですね。

 

子供なんかは皮膚が引き締まったまま、骨が開くのですが、大人はやっぱり難しいです。

 

対応しなければならない方向がてんでばらばらなんですね。

 

野口整体では、そういった込み入った状態を、身体全体と季節の流れを観て調律するんですね。

 

野口整体では、押さえる処を、ツボというのではなく、調律点というのですね。

創始者がそう命名したんです。

 

身体が周囲の環境と良い響きを鳴らすために、調律するんですね。

 

色々な方の身体を観ていて、この時期は摂食をした方が身体の開閉が滞りなく進むと感じます。

 

春の下痢をしますと、頸が弛んで、肝臓も休まりますので。

 

でもそう偉そうに言っている、私が食べてしまうんですよねえ。

冷えで尿酸が胃酸に化けて、お腹が空いてくるんです。

 

この時期は食べれば食べるほど季節に身体が遅れをとってしまうようです。

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