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執筆者の写真湯本裕二

表情と無意識

お身体を観させて頂いている方で、あまり表情が動かない方だなあ、と思っていたんですけど、5種の方だったので特に氣にしてませんでした。

 

5種の方はやっぱり余り感情や表情を動かさないです。

 

呼吸器で抑え込むんですね。

 

常に息を詰めているというか。

 

感情を抑えて合理的に行動することが快感なんですね。

 

それでたまに爆発するとされています。

 

普段は倹約しているんですけど、周期的にバーッと奢ったりとか大金を使ったりするとされています。

 

それで後悔するんです。

余剰を必要としているんですね。

余剰が感情を動かして、表情筋が動くんです。

 

最後が顔の筋肉なんです。

5種の方の順序としては(対して3種の方は何事でも、顔の皮膚から動き出します)。

 

それで先日その5種の方に「事故にあって顔面を怪我をした」とのことで、呼ばれてお宅に伺ったわけです。

 

その時にはもうかなり良くなっていたのですが、事故の経緯を聞くに、「顔の表情を動かしたかったんだなあ」と。

 

人間は意識的に動かない処を無意識が動かそうとすることがあるんです。

 

意識と無意識の連絡が断たれると、意識の側に無意識が突然貫入してくるんです。

 

怪我自体は致命的ではなくて良かったんですが。

 

無意識の要求を意識の側が受け止めないと、後々大変なことになるんです。

 

ですから活元運動をして欲しいんです。

 

活元運動は、無意識と意識を身体の上で統合するための訓練なんです。

 

その方は、打撲の処理をして、三叉神経と腰椎2番を弛めたら寝てしまいました。

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