top of page
執筆者の写真湯本裕二

胃痛と自己表現

胃が痛いとのこと。

 

身体を観るとたしかに胸椎6番に変動がある。

 

胃が痛い身体というのは手で触って確認すれば簡単に分かるのですが、原因が難しい場合があるんですね。

 

「食べ過ぎか」と聞いても「そうでもない」と、たしかにそんなに食べ過ぎの身体ではないんですね。

 

よくわからにままに操法を進めていくと、あるところで「自己表現を止めたから胃が痛くなった」と分かったんですね。

 

そういうことで胃が痛くなったりするんです、これが。

 

ご自分の根源からの要求は、止めちゃ駄目なんですね。

 

たまに私のことを魔法使いみたいに身体のすべてが見通せると思っていらっしゃる方がいるのですが、そうでもないんです。

 

最初から何もかもは分からないんです。

操法を進めていく過程で、分かって来るんです。

 

それから、原因が特定できたとしても、私が何処かを押さえれば、魔法みたいに痛みが消えるということも無かったりします(とりあえず痛みを止める、という技術も教わってはいますが)。

 

この方の場合は、ご自分のやりたいことに全力で取り組みさえすれば、私の力などそれ以上必要としていないのです。

 

多くの場合でご自身の病氣は、何処まで行ってもご自分のものなんです。

 

私のやっていることは、ご自分で病を治すための手助けに過ぎないのです。

 

皆さまのお身体にはそれだけの力が潜在しているんです。

 

私ではなくご自分のお身体を信じてください。

0件のコメント

最新記事

すべて表示

やっぱり水を飲みましょう

操法をしていて、この季節は腎臓に負担が掛かっている方が多い。   生活の上でのお話を聞いても、他に理由が見当たらない。   水が足りないとそこを起点に様々な不調が生じます。   整体では、冬に飲む真水、常温の水だけが身体に浸透するとされています。  ...

紫外線を浴びて考えたこと

家族で海水浴に行ったんですが、私はその時まったく紫外線対策とかしなかったので、暫くしてから顔の皮膚が剝けてきました。   年も年なのでシミとか残るんでしょうけど、いいんです。   夏に日光を浴びないのは危険と思います。  ...

家族で大磯に海水浴に行った。   私はただ波にのって、ぷかぷか浮かんでいた。   それだけだったが、波の高低、自然の調子を身体で感じることは健康に良い。   漂っていただけだけど、波の周期と微妙微細なぶれは感覚を正常化する。  ...

댓글


bottom of page