胃が痛いとのこと。
身体を観るとたしかに胸椎6番に変動がある。
胃が痛い身体というのは手で触って確認すれば簡単に分かるのですが、原因が難しい場合があるんですね。
「食べ過ぎか」と聞いても「そうでもない」と、たしかにそんなに食べ過ぎの身体ではないんですね。
よくわからにままに操法を進めていくと、あるところで「自己表現を止めたから胃が痛くなった」と分かったんですね。
そういうことで胃が痛くなったりするんです、これが。
ご自分の根源からの要求は、止めちゃ駄目なんですね。
たまに私のことを魔法使いみたいに身体のすべてが見通せると思っていらっしゃる方がいるのですが、そうでもないんです。
最初から何もかもは分からないんです。
操法を進めていく過程で、分かって来るんです。
それから、原因が特定できたとしても、私が何処かを押さえれば、魔法みたいに痛みが消えるということも無かったりします(とりあえず痛みを止める、という技術も教わってはいますが)。
この方の場合は、ご自分のやりたいことに全力で取り組みさえすれば、私の力などそれ以上必要としていないのです。
多くの場合でご自身の病氣は、何処まで行ってもご自分のものなんです。
私のやっていることは、ご自分で病を治すための手助けに過ぎないのです。
皆さまのお身体にはそれだけの力が潜在しているんです。
私ではなくご自分のお身体を信じてください。
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