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精神構造、身体構造

5才の子供とお金の話をしていたんです。

お風呂で。

 

それからクリスマスの話になって、願えば叶うみたいな話になったんですよ。

 

私が「お金持ちになりたいよね~、サンタさん~」とか言ってふざけていた訳です。

 

それに息子も同調して「サンタさんにお願いすれば、お金貰えるんじゃない?」とか言うと思ったんですけど、違うんですよ。

 

息子は「クリスマスに、そういうお金持ちな人間になるようにお願いすればいいんじゃない」て言ったんですよ。

 

凄いびっくりして、こういうマインドの使い方とか、私も知ってはいるんですけど、そういうの息子に教えたことは無かったんですよ。

 

「天才か、こいつは」と思ったんですけど。

 

そこから色々聞きだしていくと、どうやらYOUTUBEでそういう成功哲学の動画を観ていて、知ったらしいんですよ。 

 

で、さらに息子は言うんです。

「でもウソかもしれないよ」って。

これにもビックリしました。

 

この「YOUTUBEの動画で言っていることは、ほぼ全部嘘」っていうのは、私が常々何度も繰り返し息子に言っていることなんです。

 

これが現代の5才児の精神構造なんです。

驚きですよ。

 

お金そのものを要求するのではなくて、お金が稼げる人間に成ることをサンタさんに念じること。

そしてそういったマインドの使い方をネットのショート動画で知ること。

また、その動画で言われていることが、嘘かもしれない、と常に疑念をもっていること。

 

結局のところ、親の私の精神構造がそのまま移植されているわけなんですが、それにしても、5才でこれは無駄が無さすぎだろ。

因みに息子はテレビは一切視ません。

 

私の時代は、ただひたすら蝉取りして、家ではロボットもののアニメかなんかを観ていましたが。

 

まいったなあと思うんですけど、どうにもならないですね。

 

ある程度、世の中に適応しないと生きていけないわけで、そのことを今の子供たちは敏感に感じています。

 

私としては子供には牧歌的に過ごしてもらいたいと思い、東京の中でもかなり田舎の方に住んでいるんですが。

 

ぼーっとしていると食い物にされる世の中であるというのは事実であり現実です。

 

一体それにしても整体とか操法で何ができるんでしょうか。

 

現実に引き摺られない氣構えを作る、ということは言えると思います。

正氣の氣構えで、現実を創っていきたいんです。

そのために身体を整えるんです。

氣が先です。

身体が後。

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