立春、サビアンシンボル水瓶座16度
- 湯本裕二
- 2月8日
- 読了時間: 2分
更新日:2月8日
立春、立夏、立秋、立冬は西洋占星術ですと、固定宮の16度で起きるんです。
一つのサイン(立春の場合は水瓶座)は30度あり、その中間の16度で真向いの対抗サインの要素(この場合は獅子座)が侵入してきて、そのサインが一時崩壊する、という観方があります。
つまり、水瓶座の16度は、水瓶座らしからぬ水瓶座で獅子座の様な水瓶座なんですね。
因みに、他にも、活動宮と柔軟宮とありまして、これはそれぞれ、季節の始まりと、季節の変わり目に対応しています。
水瓶座16度のサビアンシンボルの象徴は「机に座っている偉大なビジネスマン」です。
様々な解釈がありうるわけですが、私としては身体が弛んでくるタイミングであるということを重視しますと、神経が弛んでいて抽象的な思考からほどよく開放された心理状態であることに注意して欲しいです。
「座っている」という身体性の強調と、自身の社会的な機能の提供に焦点が当たっています。
「偉大な」という形容詞は、15度までの理論的思考の推移と煮詰まった高みを踏まえています。
身体は弛み始めていながら、上昇しつつ前進する、抽象的でありながら現実的な社会認識を持ち、リラックス状態で侵攻する人物像です。
この時季の私の操法は、こういった氣構えになるということです。
太陽がこの位置(水瓶座16度)にあれば意識的にそうなります。
月なら、自動的。
土星以遠の、天王星、海王星、冥王星なら、無意識的にこの象徴が操法に作用します。
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