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執筆者の写真湯本裕二

小腸の操法

小腸に働きかける操法というものがあります。

 

基本的に静脈の戻りを良くするための操法であると教わりました。

不思議なことに静脈は小腸なんですね。

それで、湿気の多く浮腫みやすいこの季節にたまに使います。

 

胸椎9番という骨は肝臓の骨なのですが、この骨が特定の状態にあると、むしろ小腸に変動があると捉えるのです。

 

それで9番から10番11番と連続して押さえていく操法なのですが、この間、小腸には特に問題が無いようなんですが、お腹に反応がある方がいて、自然とこの操法になっていったんですね。

 

聞くと、2回帝王切開している。

 

それで、腹筋が切れてしまったとのことで、手術以来起き上がったりが、し難くなったとのこと。

 

野口整体では、お腹は感情の源であるとされています。

 

お腹が固いと感情も固くなるんです。

 

それで、感情を動かす操法として、小腸の操法になったんだなあ、と。

 

帝王切開の影響から、直腹筋、小腸、静脈、感情、と影響が及んでいるんですね。

 

手術の影響というのは凄く大きいんです。

 

帝王切開は仕方のない場合もあるかと思います。

 

手術の後々までの長く続く影響は、薬を飲んでどうにかなる性質のものではないので、また薬や手術に頼る前に、私に一度見せて頂きたいなあ、と思います。

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