冬の始まりに保湿の為に水を飲み始めて、春の始まりに冬に取り過ぎた栄養の落とすため、食事の制限をするんですね。
季節に順応してリズムを作っていきます。
リズムは呼吸なんです。
呼吸がリズムなんですね。
季節に合わせて身体は開閉するんです。
でも、この季節と身体の複合的なリズムには意志が関与しているんですよね。
タイミングで水を飲んだり、摂食したり、結構めんどうなんですよ。
それなりの意志の強さが必要なんです。
打楽器を叩く時、数学的な周期性を頭で把握しながら、手とか足を動かすのと同じことなんです。
季節のリズムに身体が乗っかる時には、実は頭と意志の力を必要とするんですね。
ですから、野口晴哉先生の『自彊不足』という言葉が養生訓として残っているのですね。
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