ハンデキャップ
- 湯本裕二

- 3月4日
- 読了時間: 2分
ハンデキャップのある方がたまに来られます。
見た目では一見分からない方が多いです。
ですが、お身体に触れますと、その障がいのある部分とは違う処に負担が掛かっています。
ご本人は生まれつきですから何とも思っていないのですが、こちらは頭が下がる思いです。
彼らは普通に生活をしているだけで、健常者と比べて並々ならぬ努力を要求されています。
毎日様々な方のお身体に触れていますから、よく分かります。
この仕事をするまでは分かりませんでしたが、今ではリアルに障がい者の困難を感じます。
言葉の上で人権だの何だのいうのと、手で触れてそうと感じるのは別のことなんです。
社会制度としてバリアフリーとか色々言われます。それはそれで正しいと思いますが、世の中、他人の身体に触れるという機会がもう少し増えると良いと思います。
勿論それは他者の身体への礼儀作法があってのものですが。
それにしても人間がおかしくなっている理由のひとつは、人権教育が足りていないとかいうより、身体を動かして他者の身体に触れる機会の喪失にあるのは間違いない。
礼節を伴った身体接触が必要なんです。
頭ばかり使う世の中なんですが、AIの進化により、最近は頭も使わなくなってきました。
これからの人間がどういった方向に向かうのかは分かりませんが、ともかく迷ったときは自身の身体に集注すべきです。
華麗な身体運動をするためでもなく、他者の身体を破壊するためでもなく、ただただ、他者の身体を知るための方法が整体の技法に内在しています。
音和塾では、地味なものですが、勉強会のようなものを行っておりますので、興味がありましたらいらして下さい。
よろしくお願い致します。
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